ホラーな夜

Trick or Treat
Trick or Treat

日中は乙女ロード制圧、とか言っていた私ですが

相棒が池袋に出てこれないとなった時点で、サックリ予定変更。

本日のメインイベント開催地である六本木から程近い

麻布十番商店街をそぞろ歩くことに決めました。

こんな機会でもなければ、なかなか行くことできないもんねー。

でも、私の中での完璧極まりない行動予定から外れてしまったのは

駅のコインロッカーの存在でした…。

元々の数が少ない上に、その過半数がPASMOとSuica対応機って!

ICOCAな関西人には使う資格なし、と。そういうことですか。そうですか…。

六本木の待ち合わせ改札口に近いロッカーへ荷物を突っ込んで

身軽な状態で散歩&お買い物を楽しむつもりだったのにーぃ。

当てが外れてがっかりです。

しょうがないので重い荷物を担いだまま、向かいましたよ。麻布まで。

(地下鉄で2分の距離なら、余裕で歩ける範疇だよね)

あーなんだか、ハイソなんだか猥雑なんだか。微妙に下町な感じが、落ち着くなぁ(笑)

でもペット関連の商売(ペット同伴OKな喫茶店とか)を多く見掛けたのは、さすがな感じ。

誘惑の多い街でしたが、これから夕飯の約束をしているんで

一口たりとも食べちゃダメダメと、自分を戒めておったのですが!

そしてそれは、ほぼミッションコンプリートされようとしていたのですが!

…誘惑に抗いきれませんでした。創業100年、浪花家総本店のたいやき~。

だって、一つ一つ手焼きなんだよ?

私の大好きな皮の部分に、ちょこっと焦げ目がついてたりするんだよ?

なんか人気すぎて、15分待ちの予約まで取っちゃうんだよ!?

100年たいやき。あ゛ー、たまらん。

さすがにこれは通販不可能だし、たぶんもう二度と食べる機会もなさそうなんで

一期一会の精神で、さくっと予約。15分の頃合いをみて、お店を再訪しました。

なんか2階で飲食できるそうなので、脚休めを言い訳(笑)に

冷たいほうじ茶と熱々のたいやきを頬張っちゃったよーん♪

 

いい感じに時間が過ぎ、脚も楽になってきたので、六本木へ舞い戻り。

でもなんだか間違って、2番出口にたどり着いちゃったらしく

そんな時は、駅員さんに即!質問~。

階段上がってちょっと行ったところにあるよ、と教えてもらったんで

言葉どおりに階段上がってちょっと行ったら

どうも思いっきり逆方向だったようでした…。

あまりに思い切りよくチョット行ってしまってたので、大慌てで逆戻り。

(今回の「私の人生史における、2大フェイバリットと会う3泊4日の旅」は

 どうやら、猛ダッシュがオプションでついている様子…)

結局ジャストタイムに到着していたS田女史を、お待たせしてしまったのでした。

ゴメン!まじゴメン!

それから程なくして、御大も登場。

おお~っ、すばらしくTPOに適った装い!素敵ー。

…にしてもみんな、私が想定していた時間より、ぜんぜん早いよ?

遅れを見越して、光画部時間を設定したというのに(笑)。すごい優秀な。

 

ワイワイ道に迷いながらも、無事お店を発見。雑居ビルの2階にありました。

(堂々と、目印の看板があるやーん。笑)

上がってみると、なんか…ものすご~く(ある意味)敷居の高い店なんですけど!?

墓石のオブジェありーの、蔦には目玉が光ってるし

人を拒絶するかのような扉がピッタリと閉ざされてるし(笑)

呼び鈴はなさそうなんで、恐る恐る扉を開けて自主的に中へ入ってみると…

骸骨サンがお出迎え~。期待通りの怪しさ満点度合いですな!

 

メニューはとりあえず、怪しい名称のものをメインにチョイス(笑)

・地獄の大釜

・地獄のルーレット

・ねぎそぼろピザ

・アボカドディップ

・TorTサラダ

「地獄の大釜」は、テーブルサービスでお酒をかけて着火し

青白い炎のゆらめきを楽しませてくれたんだけど

このお酒を注入する小道具が「注射器」という、この凝りよう!(笑)

こういう小細工、大好きだー。

そして特筆すべきは、「地獄のルーレット」ですよ。

店員さんの説明では、5つのうち一つだけもの凄く辛いものが混じっており

店側のルールでお水などは一切お出しできません。というもの。

(あとで判明したんだけど、たこ焼きみたいなミニサイズに成形したオムライスでした)

でも大丈夫。今回うちには、味覚障害とも言われるぐらい

大の辛いもの好きの最終兵器がおりますからね!

そりゃー面白いや。ということで、大喜びでオーダーしましたとも。

勇気を持って一つ選び(ここで私の大当たりグセが発揮されたら、シャレにならん…)

全員いっせーのーで口に運んだところ、私はセーフ。御大もセーフ。

そして隣のS田女史は「なんかチョットだけ辛いのが入ってる」と…。キター!(笑)

好奇心旺盛な御大は、一口チャレンジ。私は匂いだけでもう、ダメでした。降参です。

後で聞いたところによると、通常なら30分ぐらいは舌がビリビリ痺れちゃって

何も感じない状態になるそうなんですけど?

どんなにビビらせられても、ぜんぜん辛くな~いと平気な顔で言い放つ女史。

相変わらず、店側にとってはガッカリな客だな!(笑)

御大はといえば、一口試食した後に「地獄の大釜」食べたら

舌がイイ感じにビリビリしてるー♪ とか喜んでるし。

どんなSとMな会話なんですか。(イニシャルトークではなく)

 

残念ながら「わにの手」は、2週間前から予約しておかないと、食べれなかったらしい。

そして期待の「サソリ揚げ」(本物)は、全員一致で却下されてしまいました…。

ぜひともこの目で、見てみたかったなー。私は食べないけど(笑)

あと、声を大にして主張したい。

「牛のタタキ」なんて普通ネーミングじゃなく、「牛のスパンキング」に改名すべきだと!

(店側のコンセプトに、ピッタリだと思うんだけどな?)

 

どーでもいいことから、御大が今描いてるピンナップの話まで

なんか凄い勢いで喋りまくった、4時間…半?(しょげーっ)

めちゃめちゃ楽しかったです。

とりあえず、御大の「水曜どうでしょう」への熱い想いは伝わりました!(笑)

客が、常連数名と私たちだけ(金曜夜の六本木でそれ、どうなのよ…)という

大ラッキーな状況のなかで、店内バシャバシャ写真を撮りまくりだし。

目的のティム・バートン監督直筆イラストも、しっかりカメラに収めて

大満足な六本木の夜となりました。

館長、めちゃめちゃ格好イイすよ! 男コルセットに萌え~。

往年のDEAD OR ALIVEのピート・バーンズ(決して整形後ではなく)を

彷彿とさせる、妖しさが素敵♪

 

持参したお土産は狙い通りに困惑してもらえたし、ワタシ的には大成功ですよ?

(大阪人なら誰もが知ってる有名店の、お好み焼き・たこ焼きソース5本セット×2種)

でも液体はやっぱ、重いね;;(満足したし、もうやんなーい)

 

ご多忙の中、快くお付き合いくださったお二方には

本当にどうもありがとう!

また一緒に遊んでくださいねー♪♪♪

 

 

→追記

ウィーン自分土産の「アーティ」と「デミいち」に入れて頂いたサイン。

明るいホテルの部屋で見たら、なんか一杯書き込んでくださってて

めっちゃ嬉しかったです! ありがとうぅぅぅ~(らぶっ)

女史は念願のイモキを、超~~~可愛くスケブに描いてもらえて、良かったよね!

いーなー。全国(少なくとも)2人は羨ましがるだろう内の一人が、ココに居ますよ?

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