劇団☆新感線の秋公演、いのうえ歌舞伎『蛮幽鬼』
大阪公演は諸事情で行けないため
(せっかくの6列目センターブロックだったのに…!)
私にとっては今回が初見であり、見納めとなります。
同行予定のS田女史ですが、11/1に開催される
COMIC CITY SPARK4の原稿がまだ上ってないとかで
ギリギリまで原稿書きをしているとのこと。
開演10分前に到着予定と連絡が入りましたが、大丈夫なんかな…。
その後、開演5分前着になったとの修正連絡が。…不吉な;;
結局、新感線のお約束で開幕ベル代わりに流される、大音量のロック
ジューダス・プリースト『Defenders Of The Faith』とともに幕が開き
前半の見せ場である、タイトル映像(こういうとこ、漫画チックなんだよねー)
が流れても、隣席は埋まらないまま…。
いくつかの場面転換を迎えてようやく、女史が到着。
ちょうど、導入部の状況説明をセリフでおさらいしてくれてたシーンで
ほんとラッキーでしたよ!
内容はというと、日本版・巌窟王(『モンテ・クリスト伯』)。
しかも原作と比べ、更にリアルで救いのない結末でした。
うはは。さすが、中島かずきだーーーーー!!!!!(笑)
ここしばらく新感線は、外部の人の脚本が続いてまして
(特にクドカン、苦手なのよ…。勘弁してー;;)
中島氏の手による「いのうえ歌舞伎」はというと、2年ぶり。
あー、落ち着く。これぞまさに「いのうえ歌舞伎」よぅぅぅぅ。
氏の脚本は台詞回しも格好良く、人間の表と裏、光と影を
表裏一体に突きつけて、真のカタルシスを体感させてくれるんだよね。
花道とは間逆の、一番右端の席だったのが、残念だったなぁ。
凝ってるなぁ~と感心したのは、2Fロビーに飾られていた銅像(蛮幽像)。
途中休憩を挟んで前半は仮面がつけられ、後半は表情を表すという
仕掛けが施されていました。
ここで初めて、携帯のカメラ機能が故障していたこと発覚!
実は先日、半水没させちゃったんだけど、やっぱり影響あったんだ…。ひーん;;
携帯壁紙モードだけはかろうじて生きていたんで、めげずに記念撮影です。
終演したら、雨が本格的な降りになっていました。
明日のJ庭は、大丈夫なんだろうか…。
(天気予報では、関東全域「雨!」だったけど;;)
コメントをお書きください