池田町洋風住宅街にて、いじましくもレンガ塀の外から
(基本、個人が居住されているか、もしくは非公開の文化財ですから)
写真をバシャバシャ激写しておりますと
ウォーターハウス記念館の入口で、管理人らしきおじさまが、お掃除をしておられました。
「こんにちはー」と挨拶をしながらも、もくもく写真を撮り続ける私…。
お片づけを終えたらしきおじさまが
「もしかして建築に興味あるの?お時間あるようでしたら、中を見学していきませんか?」
と、にわかには信じられないような、お申し出をしてくださいました。
だって、登録有形文化財。一般には非公開の建物なんですよーっっ。
実を言うと、主婦二人はそろそろ帰宅しなきゃならない時間だったんですけどね。
でもここは絶対に、「時間あります!」というべき場面でしょう!?(笑)
ふらふら遠くまで歩いて行ってた一人を呼び戻し、事情を説明。
ドアの内側は写真厳禁というお約束で、ありがた~く拝見させていただく事になりました。
本当ならお仕事を終えて、帰宅されるおつもりだったというのに
なんて懐の深い方なんでしょう…。
うっわ。本当に、どこもかしこも可愛いわー。
ほんのちょっとした隙間にも、作りつけの収納スペースや飾り棚
ソファなんかが置かれていて、今でも十二分に機能的で快適な住空間です。
システムキッチンの概念も、既に当時から存在してたのね。
しかも可愛いデザイン…配色も見事だわー。
以前に特別公開されたという1Fのみならず、2~3Fの隅々まで
それこそ納戸からトイレまで、全て見学させて頂いちゃいました。
しかも付きっ切りの解説つきで!
日曜日はいつも通ってる訳ではなく、ほんの偶然だというお話しで
素晴らしいラッキーを拾っちゃったなぁ~と、しみじみ。
実は、一般公開されてるヴォーリズ記念館が、事前予約制だと知らず
ガッカリしていたんですが、そんなことを吹き飛ばしちゃう、大逆転ホームラン☆
町内の方でさえ、見たことない人の方が大半だという、貴重な体験をさせて頂きました。
おじさま、本当にありがとう♪♪♪
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