そしてAGF会場

たとえ始発で出掛けたって、現地在住の人たちには敵わないのだからと

サイン会に照準を合わせ、お昼頃に現着するよう時間調整～。

東京は朝から大雨だったそうだけど、東京駅に着く頃には、うまい具合に止んでいました。

どこまでも晴れ女な自分に、失笑です。

（折り畳み傘しか持って来なかったので、助かりましたが） 

 

池袋のサンシャインシティ内で、ちょっと迷ってしまいましたが、なんとか会場に到着。

会場限定販売や先行販売の冊子を数冊購入すると、もう…サイン会までやる事がないー；；；；；

一般ブースでのサイン本販売の類は、開場直後に完売しちゃったらしく、跡形もなし。

お昼過ぎには各社ブースもひと段落ついちゃってて、完全に「祭りの後」状態…。

（スタンプラリーもあるようだが、特典に興味なし）

コスプレイヤーやゲーマーなら、また違った楽しみ方もあるんだろうけどね～。

書籍購入だけが目的の人間にとっては、微妙すぎるイベントでした。

なんというか…アニメイト傘下のリブレ出版とフロンティアワークスだけが頑張ってて

他社は完全にお義理で出展してるのが、ヒシヒシと伝わってくるような…そんな様子で(笑；)

今回不参加な出版社の、アニメイト内での棚勢力が

今後どのように変遷するかが見ものですな！(笑) 

 

原画展示はそれなり楽しめたけど、それにしたってラインナップが…

皆さん美麗なんだけど、私のストライクゾーンからは外れる作家さんが殆どだったんだなー。

あ、町屋はとこさんのカラー原画は、拝めて嬉しかったッス！！！

ねこ田米蔵さんの、原稿裏にトーン指示を書き込んでいるのも面白かった。 

それと、あさぎり夕原作・剣解作画『Mr.シークレットフロア』の原画展示は

すごい興味深い内容だったな。（原作も漫画も、キョーミないから読んだことないけど～；；）

あさぎりさんのプロットから剣さんがネームを起こして、更にそれを

担当とあさぎりさんの2人で修正を加え、ようやく作画に入るという手順を踏んでいるらしくて。

剣さんのネームに、赤と青ペンでコマ割り等の修正指示をされたものが一枚と

それを元に剣さんが直した下絵と、完成稿の三枚が並べて展示されていました。

実際に見比べてみると、クオリティの向上は一目瞭然で

すごくスッキリと洗練された、見やすい画面構成に変身しているのです。

さ、さすが…あさぎり夕。一流の漫画家は、見せ方が違うのね。

剣さんも巧いんだけど、ぎゅーぎゅーに詰め込んだネームを作るクセがあるっぽくて

彼女にとってもすごく勉強になる経験だろうな～と、感心してしまいました。

初日は相当な人出だったそうだけど、祭りの後な2日目だったから、じっくり楽しめましたわ。