この記念すべき日に

ARTY SQUARE
ARTY SQUARE

なんとなんと、約2年ぶりのblog更新ですよ(笑;)

TIGER&BUNNYにすってんころりんと転落し、深夜アニメを見ながら何食わぬ顔で仕事をこなして、ふける妄想をテキスト文章に叩きつける…などという生活を繰り返していたせいで、日々の記録に手が回らなくなっておりました~。てへ。

(いちおう言っておくけど、仕事だって激務だったんだよ! ほんとだよ!)

 

そんな私が何故、遠のいた足を引き戻してきたのかと申しますと…。

これを記録せずしてどうする!?という、天変地異的ハレルヤな事態が起こったから。

 

まず、5/3~5/4は有明のビッグサイトにて、SUPER COMIC CITY(通称スパコミ)という同人誌即売会が開催されました。

私のサークル参加(そうなんです…未だにサークルの中の人は継続中なの;;)は5/4でしたが、欲しい本もあることだしと、5/3も一般参加する気満々だったのですが…。

あろう事か、寝過ごしによる大遅刻が発生!!!

連日遅くまでコピー本作ったり、カタログチェックしてたりしたのが祟りました…(がくぅ)。

愕然としながらも、まずはツレのS女史にメール連絡。

次にやったことはというと、御大のコピー本制作の進捗チェックでしたよ~。

なんかよく分かんないけど、コピー本は出そうだ!…ということで、超法規的措置の発動デス。

ご本人に取り置きのお願いを投げておいて、荷物を詰めて急げ急げ…。

無事に新幹線の座席も確保し、なんとか閉会までには滑り込めるかな~?ってところでしたが、御大から「会場まで来なくても、打ち上げに参加しなよ」というありがたいお誘いと、S女史からは「無事に本は入手できたよ」との一報が入りまして…。

私はありがたくも有明の地を踏むことなく、唯一にして最大の釣果を得ることができたという次第です。

(会場にすら行ってないのに、打ち上げとは此れ如何に???)

しかもお呼ばれした会場はといいますと…巷で評判の「塚田農場」だ~! うっわぁぁい。

この店、一度行ってみたかったんだよー。

 

15:00過ぎにS女史とは合流できたので、これまたワタクシ初☆アンミラでお茶などをしばき(ツレは巨大ボリュームのハンバーガーセットだったがな…)「噂に違わず制服が可愛いねぇ~。あのデザインって、巨乳に見えるね」「いや本物の巨乳だと、逆に乗っかっちゃってダメなんだよ」などと言い合いながら、楽しいひと時を過ごした訳ですが。(おっさんですな!)

「この場所でさすがに薄い本は出せないから、渡すのは打ち上げ会場でこっそりね」と言われ、素直に「うん」と返事をした純真な私には、この時点で既に罠が張り巡らされていたなどとは、到底気付く由もなかったのでした…。

 

頃合いを見て会場へ向かったところ、ナイスタイミングにも全員合流です。

塚田農場の名刺システムは聞いていたから、ほうほう♡ と思いながら乾杯を終えたところで「はい、今日の新刊~」とS女史から手渡されたのが、待ちに待ってたお楽しみの薄い本。

綺麗な紫の表紙ですなー!(この時点ではタイトルすらよく見ていない。店内、薄暗かったし)

ふんふん♪ とページを開けてみて…あ、あれ? なんかよく見知った、でも懐かしいマークが。まさかね。え、ちょっと待って。やばい、思考が止まりそう。

動悸がひどいから、とりあえず本を閉じて一旦休憩しようか。

 

普段はテンションが高そうで低めのこの私が、ここまで動揺する本とは…。

沖麻実也さん著『ARTY SQUARE』、私の原点。

ASGARDというバンド4人組の、長らく…本当に長らく、凍結していたお話だったのでした。

 

しばらく止まらない動悸をやり過ごし、震える手でページをめくってみる。

この見開きページは…………ふ、わぁぁぁぁ。有城? 有城なのね? 私の夢でも幻でも妄想でもなく!?

4コマの塁の「びっくりした?」「ねぇびっくりした?」が、かわゆすぎて…憎い。

えぇ、えぇ。本気でびっくりさせられましたよーーーーー!!!!!

しかも今回の本はご挨拶程度で、本気の本編があるとか。ちゃんと続きを描くつもりでいるとか。

うううう……。感極まって、うっかり泣いてもーたやん。

 

ことある毎に「いつか続きを待ってますね」とは言いつつも、もしかしたらもう二度とお目に掛かれる日はないかも知れないと…半ば以上諦めていた作品が、復活した記念すべき日。

描いてくれて、発表する気になってくれて、本当にありがとう!

 

感激に打ち震えていたお陰で、周囲の食事はすっかり進んでいて、周回遅れでの参加です(笑;)

何度も何度も祝杯を上げて、とっても楽しい宴会でした~。マキシマムうめー。(めっさ呑んだ!なのに安いっ!)

本当なら翌日がイベント本番な筈なのに…なんかもう、終了した気がするね(笑)

このまま帰っちゃっても、悔いなしだよぅ!  

 

 

P.S.

でもさー。2年前の同人誌作成で嵌められた(※)のに引き続き、このショーゲキのサプライズ…。

端の席でいいって言ってんのに、何故かくらげちんがえらく熱心に隣を勧めてきた理由にも、まったく気付けなかったよ…。

みんな、私で楽しんでるでしょー。うぇぇぇ、酷いよ~~~。

(そりゃ、逆の立場だったらきっと私も、ニヨニヨ楽しんじゃうけどさー)


 

※“同人誌作成で嵌められた”とは何ぞや? という人のために解説。

 (blogストップしちゃってたからね~;;)

タイバニ見終わった後にあらぶる気持ちが抑えきれず、書き散らした2次小説の数々…。

その実、誰にも見せることなく、pixivの非公開モードで書き溜めておりました。

たまたまタイバニ2次創作に餓えていたF乃I也さんにねだられて、マイピク公開には変更しましたが、それでも、片手にも満たない人数にしか見せていなかったのですが…。

F乃さんからの、紙ベースで読みたい(薄い本にはしないのか?)というリクエストに抗いきれず、「それじゃあ、限定10部のコピー本にでも…」という話になったのが、ことの起こりでした。

しかしながら。本へするのに相談した相手が、S女史という現役出版社勤務な人だったのが悪かったー。

「そんなのオンデマで本にして、サークルスペース取ってイベントで売ればいいじゃん!」

「テキストくれたら私が本にするよー」

「イベントもこっちで申し込んでおくね!」

という怒とうの勢いに流されて、同人誌デビューが決定しまして…。

「本を作るのは私なので、PNとサークル名もこちらで付けます」

という申し出にも、否やといえる筈がなく…。

「はい、それじゃあお任せします」と、全て丸投げ状態だったのでした。

(テキストを打つだけで本になるだなんて、なんというシステムでしょう!)

「いちおう希望は聞いといてあげるけど、サークル名は英語表記がいい?それとも日本語?

 PNは単語だけ?姓名両方あったほうがいい?」

という2択から選ばせて貰えたのが、思えば唯一の武士の情けでしたね…。

(後にこの話をすると、PNすら自分でつけてないなんておかしすぎると大笑いされるのですが、めんどくさ…もとい。拘りの全くなかった私は、面白いしラッキー☆とばかりに、押し付…お願いしたのでありました)

しかし一向に進捗の連絡がないまま、聞かされていたイベントの日が迫り…

そんな状態であっても、お願いした立場の自分が催促だなんて、おこがましいわ~。多忙な人だし、きっと落ちちゃったんだろうな~。それならそれで、いっかー。と、なにも聞かないまま過ごしていた訳ですが。

イベント2日前の午前0時になって唐突に、「本が出来上がりました。表紙データを送ります」との連絡が入りましてね。

送信されてきたデータを見て……私ゃ腰を抜かしましたよ、マジで。

な、な、な、なんでオキマミヤが表紙描いてんのーーーーー!?!?!?!?!?

しかも、バージョン違いで中表紙もあるとか。更にはあとがきまで付いてるとか。

あ、あり得ねぇ…。

初同人のド素人(しかも小説)だというのに、ポスターまで作られちゃってて、ちょー強気の部数を刷ってるし!

後に聞いたところによると、PNとサークル名の名付け親まで、実は御大でしたー(きゃるん☆)ですってぇぇ?

…などという信じがたい出来事が、2011年8月に展開されましてね。

もう、マジ心臓に悪いから…ドッキリ仕掛けるのやめてよぉぉ(泣)

私の同人ヴァージンは、御大に奪われたね…。

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